御香典袋の正しい表書きとは?
- セレモニホール報恩堂
- 2021年7月9日
- 読了時間: 2分

皆さんは御香典やお供物を用意するとき、表書きはどうされていますか?
「御霊前」、「御香典」、「御香奠」など表書きも色々ですが、
実際のところどれが正しいか知っていますか?
今日は、「御香典袋の表書き」について詳しくお話します!
御香典袋の表書き、実は宗派ごとに書き分けられると一番良いです。
★仏式(仏教)の場合…「御霊前」が一般的。
御香典袋の表書きの場合は、「御香典(御香奠)」でもOK。
「香典」というのは「香(線香や焼香)」の代わりに供えるお金という意味。
四十九日が過ぎると、故人は仏様に成っているので「御仏前(御佛前)」になります。
★仏式でも浄土真宗の場合…四十九日前でも「御仏前(御佛前)」。
浄土真宗の場合は、「亡くなるとすぐに仏になる」という教えですので、
四十九日前でも「御霊前」はNGです。
★神道の場合…「御神前」
神道のご葬儀では「香」を供えない代わりに「玉串」を供えるので、
仏式でいう「御香典」は、神道では「御玉串料」になります。
★キリスト教の場合…「御花料」「献花料」
神式と同じく、キリスト教は線香や焼香は行いません。
代わりに献花を行うので「御花料」「献花料」と書きます。
ちなみに、御香典袋やお供物につける「黒白の水引」ですが、
お葬式などの弔事の場合は、水引は黒白です。
インターネットで調べると、
「四十九日が明けると黄白の水引」と書いてあるところがほとんどで、
全国的にはそれが一般的のようですが、
魚沼では「一周忌まで黒白水引」が一般的です。
御香典や御供物をご用意する際、
表書きに困ったら、参考にしてみてください。
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